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木質の偽造ペレット工場

東方の二次創作SSです。いぢめ・グロ注意

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僕はこうして生まれました

どこにでもいそうなごく普通の少年は、ある日父から自身の出生について聞かされる

・至上最低な父親が登場。やや下ネタ有り



ゆっくりが生息する現代社会
閑静な住宅街に住まう一般中流家庭の話

「息子よ話がある。少しいいかな?」
呼ばれて、彼はこの声がした応接間へと向かう
応接間では彼の父が真剣な面持ちでソファに座っていた
「まあ、なんだ・・・座りなさい」
父の手に促されて机を挟んで向かいのソファに座る
「どうしたの改まって?」
普段は陽気な性格の父がここまで真面目な顔をしているため、よほど大事なことなのだと感じた
咳払いを一つして、父は本題を告げた
「これからお前の母さんについて話そうと思う」
「 !? ]
彼の体に小さな衝撃が走った、目を大きく開き、肩を小さく振るわせる
この家は父と子の二人、いわゆる父子家庭だった
これまでこの親子の間で母親の話はタブーとなっていた
「お前は年齢的にはまだ子供と大人の中間だ、しかしモノのブンベツくらいは一人でつけられるほど大きくなったと思う」
父は懐から一枚の写真を取り出し、息子に差し出す
「母さんの写真だ、いつも財布の中に入れているものだ」
「この人が僕の母さん・・・・?」
彼は皺だらけになった写真を受け取る

綺麗な肌、スリムなボディライン・・・・ニヒルな口元、ほんのり漂う鬱陶しさ、下膨れの頬・・・・・下膨れ?

「あの・・・・これ、きめぇ丸。僕は詳しく知らないけど、確かゆっくりっていう奴じゃなかったっけ?」
「彼女がお前の母さんだ。今まで黙っていたがお前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」

応接間の空気が一瞬だけ凍る。掛け時計の秒針を刻む音だけがはっきりと響く

「えっと・・・・・・・・・what?」
「もう一度言う。お前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」
「pardon?(もう一回言って)」
「驚くのも無理はない。だが何度でも言おう、お前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」
「そういえば今日は旧暦で4月1日だったっけ・・・・・・」
ちらりとカレンダーを見るが日付が違った
「お前は・・・」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。流石に無いだろそれは。僕人間だし」
彼は学校での成績はそれなりで、運動神経もそこそこ。身長や体重もその年齢の基準値を満たしていた
顔だって格好が良いというわけではないが、悪くも無い。やや語弊ある言い方だが普通の顔をしている、決して下膨れではない
どこからどう見ても人間だった

「お前の体の細胞には人間のモノとは別に、ゆっくりの餡子や生地と同じ成分を持っていることが確認されている」
「んなわけないだろ、馬鹿馬鹿しい」
「有名な大学の研究施設で調べたんだぞ、間違いない。言っとくがお前が生まれて一番驚いたの父さんだからな」
「ドッキリの看板はいつ出てくるの?」

一向に信じようとしない息子に父は呆れたようにため息を吐き、手を組んで両肘を膝の上の乗せる
眼光が微妙に険しくなる

「これからいくつか質問をする。全部正直に答えろ」
「え? ああ、うん。わかった」

父による質問が始まった

「転んで膝を擦り剥いた時、血と一緒に餡子が出たことがなかったか?」
「えっと・・・たまに・・」
怪我をすると保健室で自分だけ小麦粉で溶いた水を傷口に塗られていたのを思い出す
「火傷したらその部分から良い匂いがしただろ?」
「うん、この前料理してた時に・・・」
過去に調理実習の際に同級生の何人かが隣でヨダレを垂らしていたのを思い出す
「泳ぎがあまり得意じゃないだろ?」
「確かに水の中だと体が少し膨らむけど・・・」
水から上がると体重が一時的にだが微妙に増えているのを思い出す
「鳥によく突かれるだろ?」
「結構あった・・・最近は無くなったけど」
幼い時、公園で大量のハトに餌も持ってないのに群がられたのを思い出す。ちなみに父はそれを見て爆笑していたのも覚えている
「全部ゆっくりの特徴に当てはまらないか?」
「・・・・」
それらを全て否定することが出来なかった
ちなみに小学生の時の尿検査で、規則正しい生活をしていたにも関わらず糖尿病と診断されたこともある
「これがお前の細胞から得られた研究データだ、有名な大学の教授のサインもちゃんと入っている」
机にカルテの入った茶封筒を置く
恐る恐るそれに目を通す
背中に油汗が滲む
「う、嘘だろ・・・・・・なんだよこれ・・・」
人とまったく同じ姿をしていながら、正真正銘、彼の体は人間とゆっくりの細胞が混ざりあったモノで出来ていた。
「というかそこまで自分の体がおかしいと普通気づくだろ? お前学校の成績は割りと良いくせにそういう抜けてるところがゆっくりにそっくりだな」
脳も少しだけゆっくり分が含まれているらしい
「もう最悪だよ・・・・なんだよ『ハーフ』って・・・・・」
「そう落ち込むな。“プレデリアン”や“デイ・ウォーカー”みたいでかっこいいだろ? 友達に自慢できるぞ」
「自慢して誰が得するんだよ・・・・・・・ああ畜生・・・」
がっくりとうな垂れる息子を見て、父はなんと声をかけて良いのかと迷う
「えっと・・・だがまあ、その・・・なんだ・・・・・お前のそのゆっくり分を見ていると母さんがいたころを思い出すぞ! うん!」
「母さんのことを?」
母とを聞いて顔を上げた
「母さんはどんな人(ゆっくり)だったの?」
自身のことは深刻な問題だが、母親についても知っておきたいと彼は思った
「普段はおしとやかだが、ベッドの上では・・・」
「なんでよりにもよって猥談をチョイスするんだよ、空気読めよ。そこは二人の馴れ初めだろ」
「あの頃は二人とも若かったからな、暇さえあればヤっていた。思い出といえばそればっかりだ」
「聞きたくないよ親のそんな話・・・・しかも人間とゆっくりだろ」
両手を耳にやり音を遮断しようと試みるも、周りの音量がやや下がるだけだった
「ゆっくりは体の表面全てが聴覚器官だからな。耳塞いでもあんまり意味無いぞ?」
「マジで!?」
次々と明らかになる新事実
「・・・母さんは立ちバックが好きだった。毎晩そのソファに手を付いて手加減なしのハードピストンでよがり狂う淫乱な雌だった」
「頼むから黙って」
身内に殺意が沸いたのは初めてだった
「てかなんでゆっくりと結婚(?)したんだよ」
その顔と今の年収なら人間の妻ぐらい普通に娶れただろうと彼は思った
「今でこそ落ち着いているが、実は父さんはかつてゆっくりレイパーと呼ばれていたんだよ」
「知ってるよ。それが原因で僕中学いじめられたよ。何回転校したいと思ったか」
彼の父はゆっくりと名の付くものなら全て犯した。穴という穴にナニを突っ込んだ
ゆっくりれいむを、まりさを、ありすを、ぱちゅりーを、みょんを、ちぇんを、ゆうかを、かぐやを、えーりんを、てゐを、さくやを、
ゆゆこを、めーりんを、れてぃを、れみりゃを、うーぱっくを、ふらんを、きめぇまるを、りぐるを、もこうを、えーきを、ゆかりを、
子供、中型、成体、ドス、希少種、亜種、胴付き、胴なしを問わずレイプした
奇形だって手を出した猛者だった
「当時、年間300匹以上のゆっくりをレイプしたのはこの町内でも父さんぐらいなもんさ」
「地球規模で競っても絶対父さんだけだよ・・・ギネスの本で父さんの写真見たときは開いた口が塞がらなかったよ」
「ははは、父さんをおだてても何も出ないぞ?」
気恥ずかしく頭を掻く父とは逆に、息子は手を顔に当てて呆れる
「その頃の私は荒んでいた。肉食獣のようなギラついた目で、視界に入ったゆっくりを悉く犯し回っていた。そんな時さ、母さんに出会ったのは」
「その話絶対に長くなるでしょ? 頼むから掻い摘んで話してよ。レイプの話はいらないから」
「あれは雪の降る三月の・・・」
「聞けよ、クソ親父」

≪ゆっくりレイパー物語≫

『あるところにゆっくりレイパーがいました』
「それ思いっきり父さんのことだろ」
『彼は見つけたゆっくりを毎日レイプしていました。きめぇ丸(後の母)もゆっくりレイパーがレイプしたゆっくりの中の一匹でした』
「最悪の出会いだね」
『次の日、きめぇ丸は昨日と同じ場所に居たため、ゆっくりレイパーに見つかりまたレイプされました』
「学習しようよ、同じ場所が危険なことくらいわかるでしょ」
『次の日も、また次の日もきめぇ丸はその場所から逃げようとせず。その度にゆっくりレイパーにレイプされました。毎日毎日・・・・』
「なんで逃げないの?」
『さすがに気になりゆっくりレイパーは尋ねました“なぜ犯されるとわかっていて毎日同じ場所にいる? お前は変態か?”と』
「父さんこそが真の変態じゃないか」
『すると彼女はこう言いました“あなたに一目惚れしたのです。どうか傍に置いてください”と』
「父さんの何処に惚れる要素があるんだよ・・・母さんも変態かよ」
『最初ゆっくりレイパーは彼女をテイの良い性欲処理の饅頭便器としか見ていませんでした』
「本当に最低だな。てかなんだよ饅頭便器って、肉便器って言いたいの?」
『ゆっくりレイパーにどんなプレイを要求されても彼女は拒みませんでした。苦痛に耐えながらもすべての欲望を受け止めました
 公園、路地裏、駅のトイレ、満員電車の中、自宅のベランダ、デパートの屋上、漫喫の個室、大学の廊下、色々な場所で迫られ
 巫女装束、婦警、看護婦、法衣、メイド、道場着、浴衣、スチュワーデス、ボンデージ、ボディコン様々な衣装を着せられて
 バイブ、ローター、縄、鞭、赤蝋燭、ピアス、浣腸、露出、アクメ自転車、アナル責め、イマラチオ、その体はどんどん開発されていきました』
「どんだけマニアックなんだよ。最低にも限度があるだろ」

    【中略】

『そして彼女の愛情が届いたのか、ゆっくりレイパーは彼女のことを徐々に大切にし始めました』
「・・・・・・・・」←あまりの超展開で言葉にならない
『彼は彼女だけを愛し、ゆっくりレイパーを引退することを決意しました」
「それ以前に、人間とっくに引退してるだろ父さんは」
『その日、ゆっくりレイパーは初めて愛情を持って彼女を抱きました。そしてなんと子を授かったのです、愛が種を超えた瞬間でした』

≪ゆっくりレイパー物語・終わり≫


「そしてお前が生まれた」
「なんで両親のセックスまで聞かされなきゃならないんだよ・・・・・・・・・最初の馴れ初めだけで十分だろ。肉々しい話題は省けよ」
「餡子まみれで生まれたお前は軽くグロ画像だったぞ」
「余計なこと言わなくていいよ」

だが、ここで父の表情が若干暗くなる
「・・・生まれてすぐのお前をどうすべきか父さんは迷ったよ」

異種間同士の交配は極めて近い種同士でも非常に難しい。ラバやライガーなどがその例である
人間とゆっくりというかけ離れた存在の間で子が生まれるなど、生物史が全てひっくり返る事態だった
ましてや人間を性交以外の方法で作りだすなど、社会的倫理に大きく反していた

「まあ確かに人間とゆっくりの『ハーフ』なんてのが明るみに出たら世界中大騒ぎだもんな・・・・」
なんとなくではあるが、父の苦悩を察することはできた
「養育費とか馬鹿にならんだろ・・・常識的に考えて・・・まさか孕むとは、避妊しとけばよかった」
「そっちかよ」
彼は真剣に家出のプランを立て始めた
「その後、生物研究施設に連絡を取りお前の体の解明を急いだ」
「よく取り合ったってくれたね」
「『ゆっくりの新種です、人間に極めて近い姿をしています』って電話越しに言ったらすぐに偉い人が迎えに来て父さん驚いたぞ」
「この野郎・・・」
気づいたら拳がわなわなと震えていた
「まあいろいろあったが、お前は父さんと母さんの愛の結晶だ。お前の誕生は神様が与えて下さった奇跡だと思っているよ」
「父さん・・・」
父の目は穏やかで優しく、自分が幼い頃に父と過ごした日々が脳裏に蘇る
その目にはうっすらと涙が浮かび、父は慌ててそれを拭う。彼もそれに感化され、僅かに目が潤む
「お前にもゆっくりレイパーの血が脈々と流れていると思うと嬉しくて嬉しくて」
「それは無い」
ぴしゃりと言い切る。感動した自分が馬鹿だったと後悔する

「ところでお前、彼女いるだろ?」
「いるけど、今その話題は関係ないだろ」

現在彼には交際中の子がいた。告白して来たのは彼女の方からだった
彼も以前から彼女のことは気になっており。その場ですぐ返答してカップルが成立した
同じ学校ではないから平日に会うことは出来ないが、毎週土日は彼女と同じ時間を過ごしている
彼女の好物はゆっくりで、よく狩に行こうと誘われる

「そのことについてお前に言っておきたいことがあるんだ」
「なんだよ、僕だっていつまでも子供じゃないんだ、彼女くらい居たって別に良いだろ?」
「いや、別にそういうことじゃないんだ。えっとなぁ、その・・・」
父は一瞬すごく言い辛そうな顔をしたが、意を決して言うことにした
「あの子ってゆっくりじゃないか?」
「はい? 何言ってんだよ、どこからどう見てもにんげ・・・」
携帯の待ち受けに登録してある彼女の姿を確認する
薄黄色の綺麗な髪、透き通る白い肌、ガラス細工のように澄んだ瞳、赤を基調としたお洒落な洋服、独特の形をした翼、キュートな下膨れの顔・・・・下膨れ?

「お前の彼女、ゆっくりふらんじゃないか? しかも野生の」
「うわぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
頭を抱える。彼の中で様々なものが音を立てて崩れていった
「いや・・・確かに頻繁に『しね!』とか連呼してたけど、よく野生のおいしいゆっくりを僕にくれたりとかして・・・・・・・ええー」
「なんで気づかないんだ? 父さんそっちの方がビックリなんだが」
自身に流れる人間の血とゆっくりの餡子、そしてレイパーの系譜が本能的に人間とゆっくりの胴付きを同一視させてしまっていた
「この前、父さんが出張のときにあの子を家に連れ込んでレイプしただろ? 痕跡でわかるぞ」
左手で丸をつくりそこに右手の人差し指を出し入れする父
「やめろよその動作・・・・あと、あの子とはちゃんと合意の上でやったから。和姦であって断じてレイプじゃないから」
自分自身かなりズレたことを言っているがそこは微妙に餡子脳なので気づかない
「頼むぞ二代目ゆっくりレイパー、立派な跡取りが出来て父さん嬉しいぞ。(ゆっくりで童貞卒業)おめでとう」
「うるせえよ!」
余談であるが、彼が幼い頃に『全国和菓子名店100撰』という本を見て、それにものすごく興味示していたことを父は知っている
「認めるんだ。お前も饅頭に欲情する変態だということを、父と共にアウトローに堕ちなさい」
「それ以上しゃべるな。それにアウトローじゃなくてダークサイドの間違いだろ」

ここで聞いておきたいことがあったのを思い出した
「そういえば、父さんはどうしてあの子のこと知ってるんだ? 会ったこと無いだろ?」
先ほど先送りにした質問をする
「この前、お前の留守中に家に訪ねて来たんだよ。両手に半殺しにしたゆっくりれいむとまりさを持って」
「そうだったんだ」
「他のゆっくりよりも知能が高くて、言葉のボキャブラリーも多いから関心したよ・・・・それでな父さん昔を思い出してその・・・・」
父がすまなさそうな顔をして頬を掻いた

「押し倒しちゃった・・・・・ごめん」

苦笑いしながら、人差し指と中指の間に親指を挟む動作をする父と、握りこぶしを作り鬼の形相で立ち上がる息子
「殴っていい?」
「すっごく可愛かったから(ゆっくりレイパー基準で)どうしても我慢できなくて、つい」
両手の指をバキバキと鳴らす
「ねぇ殴るよ?」
「流石にお前の彼女だからまずいと思ったんだ」
拳に息を吐きつける
「殴るからね?」
「待て、触っただけ、ちょっと触っただけだから! すっきりさせようと揺すっただけだから!!」
ピッチャーの投球モーションのように振りかぶる
「殴らせろ」
「あの子すぐに泣き出しちゃって、それでやめ・・・・・・ごふっ!」
ソファから派手に転げ落ちた父はそのままピクピクと体を痙攣させた
人間が持つ筋繊維にゆっくり特有の弾力性を兼ね備えた腕から繰り出された一撃は、通常の1、3倍の威力を持つ。だが本人がこのことに気づくことは一生ない
「母さんだけ愛すんじゃなかったのか!? ゆっくりレイパー引退したんじゃないのか!?」
テーブルに手を付き、辛うじて起き上がる父に言葉を浴びせる
「誤解だ、 断じてあの子のパパ(援交的な意味で)になろうだなんて思ってないから」
「ゆっくり専門の援交オヤジとかなおタチ悪いわ!!」
手ごろな調度品を手の取る
家出プランが抹殺プランに切り替わった瞬間だった
「わかったからその花瓶を下ろせ! 父さんが悪かった! そんなに過敏になるな! あ、今父さん上手いこと言った!」
「ゆっくり死ねえええええええええええええええええええええええ・・・・・・・・・・ん?」
振り下ろした手が止まる
家のインターホンが鳴っていることに気づいた

「あ、あの子じゃないのか? ほ、ほらっ、父さんここの片付けしてるから見てきなさい」
「チッ・・・・・わかったよ」
呪われた血筋を断つ絶好の機会を逃し、渋々花瓶を置いて玄関に向かう

「どちらさまで・・・・・ああ君か、いらっしゃい」
ゆっくりふらんではないが、知っている子だった
最近、私立図書館で知り合った子で、病弱で物覚えは些か悪いが本の好きな良い子だった
よく字の読み方を教えていた
家の中に迎え入れる
「むきゅ、すごくべんきょーになるごほんをみつけたの、よかったらいっしょによみましょう!」
その手にはボロボロの雑誌。大方どこかで拾ったのだろう
「・・・・・・・・・・・」
彼はその子の顔を目を凝らしてよく見る
「むきゅーん。そんなにみつめられると、とってもてれるわ!」
思い切って訊いてみることにした
「間違ってたらごめんね、君ってゆっくりぱちゅりぃ(胴付き)?」
「むきゅ、そうよ」
ちなみに「いっしょによみましょう!」とは彼にこの本を読み聞かせしてほしいという意味である
それと、このゆっくりぱちゅりぃは野生のゆっくりで、ことあるごとに図書館に入りこんではその度に摘み出されている

人だと思っていた子がゆっくりだとわかり、がっくりと肩を落とす。これほど自分の目が信用できないと思うのは初めてである
「もうやだ・・・・・」
廊下で膝をつき、四つんばいの姿勢になる
「ねえ、どーしたの?」
フリーズして動かなくなった彼を見て首をかしげるぱちゅりぃ
ちょうどその時、応接間の片付けを終えた父が出てきた
「おや、初めて見る子だね、こんにちは。息子が起き上がるまで、先に上がって待っててくれないかな?」
「むきゅう、おじゃましますー」
動かなくなった息子をまたがせて、ぱちゅりぃを応接間に招く
「すぐにお茶とお菓子を持ってくるから待っててね」
「むきゅーん♪ ついでにごほんもおねがいするわ!」
上機嫌な来客を先ほどまで自分が座っていたソファに待たせて部屋を出る


廊下では相変わらず絶望に打ちひしがれて放心中の彼がいた
「僕は一体・・・・」
「心配するな、ゆっくりと人間の区別がつきにくいだけで、容姿や知能とか他は全部人間と変わらないみたいだから」
「それって結構致命的じゃないか?」
「それくらい抜けてたほうが愛嬌があって世渡りしやすいんだぞ」
「フォローになってないよ・・・」
とりあえず手を貸して、起こす
「しかしなんだ、お前ゆっくりに好かれるフェロモンでも出てるのか? 明らかに好感持たれてるぞ」
他にもフラグを立てている胴付きのゆっくりがいるかもしれない
「全っ然うれしくないんだけど・・・考えただけでも恐ろしいよ」
もしかしたら自分の周りの女の子はみんなゆっくりなんじゃないかと思うと、気が気でなかった
「ところで今付き合ってるゆっくりふらんはどうするんだ? 別れるのか?」
「えっと・・・・それは・・・」

あの子を好きな気持ちは本物だった。彼女がゆっくりだとわかってもその気持ちは消えなかった
だからこそ父に対して本気で怒った
しかし今後自分があの子とどう付き合っていけば良いのかという答えは、すぐに答えは出てきそうに無い

迷う息子を見て父はしたり顔で笑う
「あの子に対して悩むということは応接間にいるお嬢さんは、父さんが頂いてしまっても良いということか?」
「なんでそうなるんだよ、てか何する気だよ」
「心配するな。母さんをメロメロにしたこのフィンガーテクで、あのお嬢さんをヒィヒィ言わせるだけだ」
そう言って小走りでキッチンへと父は消えていった
「レイプ自体が最低な行為だってことに気づけないのか・・・」
キッチンに消えたと思ったらすぐに父は戻ってきた
その手にはティーカップとお菓子の盛り付けられた皿が乗った盆。そしてもう片方の手にはなぞの液体の入った小瓶があった、それを内ポケットにしまう
「なんだよその小瓶?」
「お前がもっと大人になったら教えてやる。ふふふ、一度でいいから『おじ様』と呼ばれてみたかったんだ」
「本っっ当に最低だな親父」
父は不敵な笑みを一瞬だけ浮かべて、ドアを開ける
「むきゅう? かれは?」
「息子は少し、手がはなせないみたいでね。その間おじさんと遊ぼうか? とっても癖になる遊びなんだけど・・・」
「むきゅうううん! あなたどこさわって・・・・・・・むきゅーーーーー!」
ドア越しにそんな声が聞こえてきた
「・・・・・さて荷物まとめよ」
彼は身作りの準備と電車の時刻表の確認をするために自室に戻った


「むきゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!」
しばらくしてぱちゅりぃの嬌声が聞こえてきた
ご近所にもよく聞こえる声だった


「よし、行くか」
もうこんな家にはいられない
家出道具を一式ザックに詰めて靴履く
行く宛の無い旅の第一歩を踏み出すためにドアに手を伸ばす
するとドアが勝手に開いた
「ただいま」
現れたのはきめぇ丸だった
「か、あさん?」
ゆっくりの餡子が流れる彼には、彼女があの写真で見たきめぇ丸だとわかった
「おや? 随分と大きくなりましたね」
「生きてたの?」
てっきり自分を生んですぐに死んだとばかり思っていた。ゆっくりの寿命が意外と長いことに驚く
「あの人が浮気してからずっと別居していたのです」
「そうなの?」
父が息子に母の話を伏せていた理由をようやく理解した
「確かに節操なしだよね親父」
なにせ人の彼女や知り合いにまで手を出した生粋の変態兼外道である
その言葉に同意するようにブブンブブンと首を振るきめぇ丸、もとい母
「私のことを知っているということは、全て聞いたのですね」
「うん。ついさっき」
「家を出るのですか?」
彼のいでたちを見て、大体のことを察する
「僕はまだ学生だから2~3日したら戻るよ」
「おお、青春青春」
首の速度がさらに上がり、風を切る音が野太くなる
「あなたにもレイパーの血が流れています。そして常人よりゆっくりとコミュニケーションの取れるあなたはこの先多くの壁にぶつかるでしょう」
「わかってる。だからこそ一度この家を離れて、一人になってじっくりと考えてみたいんだ」
「あなたはまだ若い。存分にモラトリアムなさい。あなただけの道が見つかるはずです」
「ありがとう、行ってく・・・」
「むきゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!」
再びぱちゅりぃの嬌声が聞こえ、彼の言葉はその音にかき消された
家の前で近所のおばちゃんたちがヒソヒソと何か話している

「だれかは知りませんが、相当気に入られたようですね。愛人決定ですね」
「・・・・・・・とりあえず、親父をぶん殴ってから出て行こうと思う」
「コテンパンにしてきてください。私からもお願いします」
「わかった」
肩をぐるぐると回してアップしながら応接間へと向かう
「おお、DV、DV」
口元をニヒルに歪め、そう一人ごちるきめぇ丸
怒りとも憎しみとも悲しみとも判別のつかない様々な感情を胸に応接間のドアを開ける
拳は堅く結ばれており、何時でも打ち込める用意はできていた


彼が手を血に染めて玄関から出てきたのはそれから数分のことだった
玄関で待っていた母とハイタッチしてそのまま通り過ぎ、今度こそドアノブに手をかける

「最後に一つ」
「 ? 」
母が何か大事なことを言おうとしたので振り返る
「あの人と同じレイパー道を進むのも、案外良いかもしれませんよ」
ぱちゅりぃの声に当てられたのか、母の顔は熱を帯びてどこか艶っぽい。服もいやらしく着崩れていた
「そういえば母さんもド変態だったね・・・」
このゆっくりこそ、あの父に一目惚れして調教開発されていた雌豚だということを忘れていた

「もうやだ、この家」

半泣き状態でドアを開ける。夕日が目にしみた
将来に対して大き過ぎる不安を感じつつ、彼は家を出た


至上最低のゆっくりレイパーの父とド変態ゆっくりから生まれた少年の苦悩はまだ始まったばかりだった



※この話はシリーズものになっております。
 続きが気になった方はゆっくり虐待スレのwikiに掲載されておりますのでそちらをどうぞ



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コメント

すごくゆっくりできたわ!むきゅ!

  • 2014/11/29(土) 12:12:00 |
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